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第22回日本神経理学療法学会学術大会レポート

1. 開催日時
2024年9月28日(土)・29日(日)

2. 開催場所
福岡国際会議場

3. 学会テーマ
「創始~次代への超克~」

4. 講演タイトル
ランチョンセミナー2 「フレイルの概念の整理と内在的能力を含めた対策」
ランチョンセミナー5 「介護の新時代、DXがもたらす変革」

5. 発表者
講師:国中 優治(株式会社SENSTYLE 会長 / エイジングサイエンスラボ所長)
講師:安井 映彦(コニカミノルタQOLソリューションズ株式会社)
司会:樋口 周人(株式会社SENSTYLE エイジングサイエンスラボ)

6. ランチョンセミナーの内容
第22回日本神経理学療法学会学術大会に、ランチョンセミナーの協賛企業として2日間参加しました。
1日目は司会に松垣竜太郎先生 (産業医科大学作業関連疾患予防学 助教授)、
講師に牧迫飛雄馬先生 (鹿児島大学医学部保健学科 教授)をお招きし、”フレイルの概念の整理と内在的能力を含めた対策” というテーマでお話しいただきました。
介護予防に必要なフレイルの知識をメンバー一同アップデートする貴重な機会となりました。
2日目は”介護の新時代、DXがもたらす変革”というメインタイトルで、共同研究を行っているコニカミノルタQOLソリューションズ(株)より安井映彦氏をお招きし、
”HitomeQシステムのコア技術と取得データの活用法”についてお話しいただきました。

さらに、続けて弊社代表国中も登壇し、”HitomeQによる転倒シークエンスの要因分析について~コニカミノルタ社との行動評価システムの共同開発~”というテーマで発表を行いました。
いずれの内容も、今後の介護DXの方向性について、科学的根拠に基づいた具体的な提案を含む内容であり、学会参加者にとっても大変有意義なものとなりました。

7. 会場の様子と雰囲気
弊社共催のランチョンセミナーに、2日間で合計 258名の方々にご参加いただきました。
事前配布の整理券は両日ともに配布1時間ほどで配り終えるといった盛況ぶりで、
介護DXに対する理学療法士の関心の高さを肌で感じることができました。

8. 所感
今回の学会参加を通じ、自施設で取り組んでいる内容を外部へ公表することや、発表者との交流の重要性を感じました。
日々目の前のご利用者に対してやるべきことを愚直に取り組むことももちろん重要ですが、一歩外へ出て、自身の取り組みを言語化したり、
あるいは他施設の良い取り組みを吸収するなど、学会ならではの貴重な機会を活用することで、自分たちの取り組みをさらに発展させるヒントを得られると感じました。
こうした外部との交流や発表は、日々の業務に新たな視点をもたらし、より高い質のケア提供に繋がる大切なステップであると改めて実感しました。
弊社「メディケア癒やし」・「エイジングサイエンスラボ」では、引き続き先進技術を積極的に取り入れ、ご利用者様の安心・安全と生活の質向上を引き続き目指していきます。